ゲームの仕事してますんで、ま、一応、
勉強のために読んどくかな、と思って図書館で手に取った一冊。
著者は多数のファンタジー小説を翻訳したことで有名な方、らしいです。
で、まあ読後感としては
「もっとちゃんと魔法ファンタジーの話してよ~~」
という。。。
俺もライトノベルとかあんまり…というかほとんど読んだこともないし、
ライトノベルの味方になりたいとも、ゲーム屋だからゲームの味方になろうとも思わないのですが
「ライトノベルなんか認めないよ。指輪物語とかナルニア最高!!」
という話は別に読みたくないんですよね~。
そう、隙さえあれば
「古典はいいのに今世の中に氾濫してるファンタジーはイカン!」
みたいな話をしたがるのですよ、著者は。
で、しかも、「ライトノベルは認めない」のお話をしてくれるなら
「XXXがXXXだから駄目なんです!」
と、首尾一貫きっちり戦ってほしいのに、
そもそも「駄目である」根拠(理論)があいまいなもんだから
ちょっと都合が悪くなると逃げるのよね、以下の引用のように。
>それではナルニア国物語はどうだろう~中略~私にはまだそれに取り組む気力がない。
「単純に魔法ですべてが解決するのはよくない」
という著者の主張など、いくつかの論法には賛同できる箇所もあるのに
古典への盲目的な愛とライトノベルへの偏見によって
すべてがぶち壊しになってる気がします。
その偏見ぷりを観察するにはなかなか面白いんですけど
魔法ファンタジーはいつどこで生まれたのか? とか、
魔法って概念は何から始まったのか? とか、
そういう資料的な話が読みたい人は別の書籍をあたったほうがよさそうです。